解離性同一性障害とは。





解離性同一性障害は、分類としては<<神経症>>に分けられます。

精神疾患は厳密に云うと3つの精神障害に分けられます。

1つ目は内因性精神障害で原因が明らかでないもの(統合失調症・躁うつ病・真性てんかんなど)

2つ目は外因性精神障害で客観的なデータにより因果関係が明らかになるもの(脳血管性痴呆・アルツハイマー症・アルコール依存・薬物依存など)

3つ目は心因性精神障害で心理的な原因、精神的ストレスや性格・環境といった条件が影響して生じるもの(神経症・心因反応・心身症など)

というわけで解離性同一性障害は心因性精神障害に当てはまるわけです。
また、PTSD(外傷性ストレス障害)もこれに当てはまるわけで解離性同一性障害に深く関係してきます。



解離とは?


そもそも、解離とは何か?ということになります。
「解離」という言葉を使わないだけで日常生活にも解離する事も良くあることだと思います。
それが、日常生活に支障があるか、そうでないかになってきます。

▼日常生活に支障をきたさない解離の例

  • 何かに没頭して話しかけられても気がつかない(テレビを見てるとき・読書のときなど)
  • ぼーっとしていて、時間の経過に気づかない
  • 熱中していると話しかけられたり時間の経過に気づかない

  •   などがあります。


    ▼日常生活に支障のある解離の例

  • 現実に起こったこととそうでない事の区別がつかない。
  • 自分の体なのにまるで他人のことのようにように感じる。
  • 痛みを感じることのはずなのに痛みを感じない。
  • 記憶が無いのに何かをした形跡がある。(覚えのない服が買ってある、メモ・絵が置いてあるなど)
  • 知らない間にどこかへ移動していたり、そこまでどう行ったか覚えていない。

  •   などがあります。


    このように、日常生活に支障がでる解離でも解離性同一性障害に特に見られるのが「解離による記憶の健忘」です。


    次に、解離性同一性障害の症状について書きたいと思います。








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